■FX関連ニュース・ゴールド価格予測:金の強気相場の次の目標は、1,984.25ドル超え

ゴールド価格予測

米国のインフレ圧力が大幅に緩和され、連邦準備制度理事会が年末までに利上げを1回しか行わないという見通しとなっているため、貴金属は上昇トレンドを再開する見込みです。

概要

  • 米ドル指数は、5日連続の下落後、100.50前後で横ばいに推移
  • 金価格は、逆ヘッド・アンド・ショルダーのチャートパターンを突破
  • 金価格は、アジア時間の遅い時間帯に1,960ドルの直近抵抗を突破しようと試みる
  • 目次

      米生産者物価指数(PPI)の発表が注目

      S&P500先物は、一晩で大幅な上昇を記録しました。米国株は、強気で取引を終え、リスク回避の傾向が強まりました。第2四半期決算シーズンが間もなく始まるため、S&P500株価指数は不安定な動きを示す可能性があります。

      米ドル指数(DXY)は、5日連続の下落後、100.50前後で横ばいに推移しています。これは、米国消費者物価指数(CPI)の急激な低下により、潜在的な景気後退への懸念が薄れたためです。

      米国ではインフレ圧力が緩和している兆候が増えていると指摘されています。6月、消費者物価は前月比0.2%上昇にとどまりました。基調的インフレ率(エネルギーと食料を除く)も0.2%と、2021年2月以来の最小の伸びとなりました。

      金のテクニカル分析

      金価格は、4時間足で形成された逆ヘッド・アンド・ショルダーのチャートパターンを突破しました。このチャートパターンの突破により、上昇トレンドが形成されました。チャートパターンのネックラインは、6月21日の高値1,940ドル付近に設定されています。金の強気相場の次の目標は、5月19日の高値1,984.25ドルです。

      20期間の指数加重平均(EMA)(1,940.21ドル)は、金の強気相場を支え続けるでしょう。

      一方、RSI(14)は、60.00〜80.00の強気レンジに自信を持ってシフトしており、これは強気勢力が引き起こされたことを示しています。

      重要: テクニカルな見方に基づいた分析は参考として提供されており、投資の決定をする際には他の要素と併せて考慮してください。

      項目
      OVERVIEW
      今日の最終価格 1957.14
      今日の日次変化 -0.34
      今日の日次変化率 -0.02
      今日の始値 1957.48
      TRENDS
      日次SMA20 1927.75
      日次SMA50 1957.53
      日次SMA100 1950.96
      日次SMA200 1869.98
      LEVELS
      前日の高値 1959.73
      前日の安値 1932.22
      先週の高値 1935.09
      先週の安値 1902.77
      先月の高値 1983.5
      先月の安値 1893.01
      日次Fibonacci 38.2% 1949.22
      日次Fibonacci 61.8% 1942.73
      日次ピボットポイントS1 1939.89
      日次ピボットポイントS2 1922.3
      日次ピボットポイントS3 1912.38
      日次ピボットポイントR1 1967.4
      日次ピボットポイントR2 1977.32
      日次ピボットポイントR3 1994.91