■経済ニュース・英CPIインフレが6月に7.9%に急減

Forex Today

イギリスの消費者物価指数(CPI)によるインフレ率は、6月に年率7.9%となり、5月の8.7%から低下しました。これは市場予想の8.2%を下回る結果となりました。また、コアCPIも同時期に7.1%から6.9%に低下し、生産者物価指数(インプット)も2.7%減少しました。最後に、小売物価指数は5月の0.7%増加から、6月には0.3%の上昇となりました。これらの結果を受け、GBP/USDは1.2950を下回り、1週間ぶりの安値となりました。

概要

  • GBPの売り圧力を反映して、EUR/GBPは5月下旬以来の高値0.8650を突破し、GBP/JPYは180.50で0.3%下落
  • 米ドル指数(DXY)は、混合的なマクロ経済データながら初期のアメリカ市場セッションでわずかに上昇
  • 通貨の動向

    【GBP】

    GBPの売り圧力を反映して、EUR/GBPは5月下旬以来の高値0.8650を突破し、GBP/JPYは180.50で0.3%下落しました。

    【EUR/USD】

    EUR/USDはヨーロッパの早朝セッションで1.1200に向かって下落する状況が続いています。ただし、EUR/GBPの急上昇が下げ幅を限定しています。ユーロ圏の年次HICPは5.5%で確認されることが予想されています。

    【NZD/USD】

    ニュージーランドの2四半期の年次CPIは、6.7%から6%に低下し、市場予想の5.9%を下回りました。NZD/USDは当初反発しましたが、欧州時間にかけて下落に転じました。現在、このペアは0.6230で、1日で0.5%以上下落しています。

    【USD/JPY】

    火曜日の不安定な動きの後、USD/JPYは欧州時間の早朝に139.50を突破しました。

    【XAU/USD】

    火曜日に米国の10年債利回りが下落したことを受けて上昇し、3か月ぶりの高値1,980ドルを突破しました。

    【仮想通貨】

    ビットコインは、火曜日に5日連続の下落を記録しましたが、早朝の取引で30,000ドルを回復しました。イーサリアムは、火曜日に小幅な下落を記録した後、1,900ドル前後で推移しています。