■経済ニュース・米ドルにとっては好調な一日
Forex Today
為替相場は、英国の消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回ったことを受けて、米ドル高が進みました。CPIは前年同月比6.9%と、1月以来の低下となりました。サービスインフレも前年同月比7.2%と、1月以来の低下となりました。しかし、賃金上昇は加速しており、イングランド銀行がインフレを抑制する作業をより困難にするでしょう。
概要
通貨の動向
【GBP/USD】
コア指標とヘッドライン指標の両方が予想を下回り、GBP/USDは1.3041から1.2867まで下落しました。
【EUR/USD】
10年債利回りのさらなる低下がユーロの金利差を弱め、EUR/USDは大幅に下落して1.1174の安値を記録しました。
【USD/JPY】
日本銀行の上田総裁がインフレ目標の達成に向けた評価の転換があるまで、BOJの緩和的な金融政策が続くと示唆した後、プレッシャーがかかっていました。株価が上昇していることが円の魅力と安全な避難先の需要を減少させました。
【XAU/USD】
世界的な政府債券利回りの低下は、貴金属にとって好影響となり、特にゴールドは一時的に好調な米国のセッションを通じて輝きました。ただし、ゴールドは1,969.81ドルから1,9870.99ドルの範囲内で取引され、最終的には1,977ドル近くで横ばいとなりました。一方で、ゴールドETFの保有量が火曜日に4か月ぶりの低水準に減少しているとのデータもあり、価格に影響を及ぼす資金の売却が見られました。
【仮想通貨】
ビットコインは本日181.47ドル(0.61%)上昇し、29,976.42ドルとなりました。原油とガソリンの価格は水曜日に前日の上昇を一部失っています。