■FX関連ニュース・ゴールド価格予測:XAU/USDは2,000ドル台を維持、投資家は米CPIデータを待つ

ゴールド価格予測

金価格は月曜日のアジア時間早朝の取引で、損失を一部回復しています。予想外に好調な米国労働市場が米国債利回りを上昇させ、金への需要を削ぐ結果となりました。しかし、2週間ぶりの安値である1,995ドル付近でサポートを見つけたことで、金価格は2,005ドル付近で取引されており、日中0.14%上昇しています。

概要

  • 金価格は米国の労働市場データの上昇にもかかわらず、約2,005ドルで緩やかな上昇を記録しています。
  • 米国の非農業雇用者数(NFP)は11月に15万人の予想を上回る19万9千人に増加し、失業率は3.9%から3.7%に低下しました。
  • 中国消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)はともに予想よりも悪化しました。
  • 目次

      米国消費者物価指数(CPI)データに注目

      金曜日に発表された11月非農業部門雇用者数(NFP)は前月比15万人から19.9万人に増加しました。さらに、失業率は前回の3.9%から3.7%に低下しました。平均時給は4.0%と横ばいで市場予想と一致しました。

      最後に、12月のミシガン大学消費者景況感指数(速報値)は前回の61.3から69.4になりました。この結果を受けて、米ドル指数(DXY)は104.25に上昇し、米国債利回りは上昇し、10年債利回りは4.15%から4.28%に上昇しました。

      米連邦公開市場委員会は水曜日に年内最後の会合で利上げを発表します。市場は12月の会合で利上げの変更はないと予想しており、ドット・プロットが下方修正されると考えています。ただし、雇用データが強かったことから、利上げ解除の時期予想を3月から5月に後ろ倒ししました。

      ドル高と中国のデフレ懸念が金価格の逆風に

      土曜日に中国国家統計局が発表したデータによれば、11月の中国の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で0.5%減少し、10月の0.2%減少から悪化し、市場の予想の0.2%減少を下回りました。生産者物価指数(PPI)は11月に前年同月比で3.0%減少し、10月の2.6%減少から悪化し、報告期間の市場予想の2.8%減少を下回りました。

      今後は、投資家たちは火曜日に米国消費者物価指数(CPI)を注視するでしょう。注目は火曜日と水曜日に開催されるFOMC会合にあります。

      項目
      OVERVIEW
      今日の最終価格 2005.86
      今日の日次変化 2.96
      今日の日次変化率 0.15
      今日の始値 2002.9
      TRENDS
      日次SMA20 2005.27
      日次SMA50 1960.37
      日次SMA100 1940.83
      日次SMA200 1950.8
      LEVELS
      前日の高値 2034.07
      前日の安値 1994.71
      先週の高値 2144.48
      先週の安値 1994.71
      先月の高値 2052.03
      先月の安値 1931.67
      日次Fibonacci 38.2% 2009.75
      日次Fibonacci 61.8% 2019.03
      日次ピボットポイントS1 1987.05
      日次ピボットポイントS2 1971.2
      日次ピボットポイントS3 1947.69
      日次ピボットポイントR1 2026.41
      日次ピボットポイントR2 2049.92
      日次ピボットポイントR3 2065.77