■Crypto Market News・SEC、ビットコイン現物ETF申請を12月29日までに提出書類が届かなければ却下される可能性
ビットコイン
ビットコイン価格は、1月10日に予定されているビットコイン現物ETF承認のニュースに左右されそうです。SECは、申請者は12月29日まで書類を更新する猶予が与えられているとしています。
概要
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ビットコイン現物ETFに新しい締め切り
2024年、暗号資産市場はビットコイン現物ETF承認に対する反応に合わせて大きく動くことが予想されます。1月10日の締め切りは、ビットコイン価格やその他の暗号資産の強気な引き金となるか、前例のない暴落をもたらすかのいずれかになるでしょう。しかし、年末までに承認を受けることができるのは誰なのかによって、この価格変動を主導するのは誰になるのかが決まります。
SECは12月21日に、12件のビットコイン現物ETF申請者のうち7社の代表者と会談の場を持ちました。この会談で、SECは少なくとも7社のうち2社に対し、2023年内に最終更新書類を提出するよう通知しました。
SECは、12月29日までに申請の最終更新に必要書類を提出しなかった企業は、1月10日までに予想される承認第1波に乗れなくなる可能性があると述べています。
7社の代表には、BlackRock、Grayscale、ARK Invest、21Sharesなどが含まれているが、この期限が誰に適用されるかは明らかにはなっていません。
ビットコイン価格は停滞
12月26日、日本時間13時現在ビットコイン価格は43,460ドル近辺で推移しており、過去1週間、44,000ドルのレジスタンレベルを突破することができていません。この価格は年初来の高値であり、これを突破できれば短期的な強気要因となります。
BTC/USDT 1-day chart
しかし、価格指標を見ると、何の変化も起こらない可能性の方が高いようです。RSI(相対力指数)とMACD(移動平均収束ディバージェンス)指標は弱気傾向を示しています。
これは、スポットBTC ETFの承認日が近づかない限り、ビットコインは44,000ドル以下の心理的レベルで横ばい傾向を続ける可能性が高いことを示唆しています。
しかし、12月29日までに1月10日の承認可能性が高い申請内容に関する情報があれば、市場は確実に上昇し、トレンドを中立から強気へと変え、ビットコイン価格を44,000ドル以上まで押し上げる可能性もあります。