■FX関連ニュース・ゴールド価格予測:米ドル指数の上昇でXAU/USDが後退、米PMIに注目
ゴールド価格予測
概要
金価格は、米ドル指数の強さにより後退しています。
米国の製造業PMIは8回連続の収縮が予想されています。
金価格は、降下トライアングルの崩壊後に急落を示しました。
目次
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米ドル指数(DXY)の上昇によって金価格が下落
金価格は、ヨーロッパセッションで1,917.50ドル近辺で売られる圧力を受けています。短期的な反発は終わり、1,910.00ドルの日中安値に再び下落することが予想されています。
S&P500先物はアジアで発生した大幅な損失をヨーロッパに持ち越しており、市場のムードはリスクオフです。中央銀行の政策引き締めの継続により、世界の成長見通しが脅かされ、景気後退の懸念が高まっています。米ドル指数はグローバルな見通しの暗さにより102.70まで上昇し、需要が高まっています。一方、連邦準備制度理事会からのさらなる利上げへの懸念も米ドルを上向かせています。一方で、米国の債券利回りは圧力を受けています。米国10年債利回りは3.78%近辺まで下落しました。
今後は、S&P Global PMIデータ(6月)の発表が注目されます。前回の予想レポートによれば、製造業PMIは48.4から48.5にわずかに上昇する見込みです。一方、サービス業PMIは前回の54.9から54.0に減少する見込みです。
米国の製造業PMIが7か月連続で収縮しており、さらなる収縮が米ドルに影響を与える可能性があることに注意する必要があります。
金のテクニカル分析
金価格は、4時間足のボラティリティ収縮チャートパターンである降下トライアングルの崩壊後に急落を示しました。チャートパターンの崩壊は、広いティックと大口取引に続きます。後に、金価格は1,886.00ドル付近でサポートを見つけることが予想されています。
200 期間の指数平滑移動平均 (EMA) (1,960.00 ドル) を下回っており、長期的なトレンドは弱気であることを示している。
相対力指数(RSI)(14)は、20.00-40.00の弱気レンジでを推移しており、下向きの勢いが引き起こされたことを示しています。
重要: テクニカルな見方に基づいた分析は参考として提供されており、投資の決定をする際には他の要素と併せて考慮してください。
項目 | 値 |
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OVERVIEW | |
今日の最終価格 | 1913.25 |
今日の日次変化 | -0.63 |
今日の日次変化率 | -0.03 |
今日の始値 | 1913.88 |
TRENDS | |
日次SMA20 | 1951.15 |
日次SMA50 | 1978.98 |
日次SMA100 | 1942.1 |
日次SMA200 | 1852.09 |
LEVELS | |
前日の高値 | 1935.06 |
前日の安値 | 1912.46 |
先週の高値 | 1971.01 |
先週の安値 | 1924.85 |
先月の高値 | 2079.76 |
先月の安値 | 1932.12 |
日次Fibonacci 38.2% | 1921.09 |
日次Fibonacci 61.8% | 1926.43 |
日次ピボットポイントS1 | 1905.87 |
日次ピボットポイントS2 | 1897.87 |
日次ピボットポイントS3 | 1883.27 |
日次ピボットポイントR1 | 1928.47 |
日次ピボットポイントR2 | 1943.07 |
日次ピボットポイントR3 | 1951.07 |