■FX関連ニュース・EUR/GBPは、ドイツのインフレが大幅に減速したため、0.8600を下回った後、横ばいに
ドイツのデフレが長期的なECBへの期待が薄れ、EUR/GBPが0.8600を下回って横ばいに転換しました。
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ドイツの景気は、2四半期連続で国内総生産(GDP)が縮小した後、すでにリセッションに陥っており、5月に0.2%の不況を記録しました。これは、弱い小売需要と欧州中央銀行(ECB)による高金利の結果である可能性があります。ドイツの年初来ハーモナイズされた消費者物価指数(HICP)は、6.8%と前回発表の7.6%を下回る6.3%に軟化しました。
ECBのクリスティーヌ・ラガルド総裁は、ユーロ圏のインフレを抑制するために、複数回の利上げが適切であると発表しました。しかし、新着データは、長期的なECBの賭けを弱めています。ただし、ECBの政策立案者であるマディス・ミュラー氏は、水曜日に「コアインフレがまだ頑固であるため、ECBが25bp以上を複数回以上引き上げる可能性が高い」と述べました。
今後、ユーロ圏のインフレ(5月)が注目されます。ソシエテ・ジェネラルのアナリストは、「5月のインフレデータは、前月の7%から5月に6%へと、もう一度大幅に下落すると予想しています。一方、商品インフレの緩和がコアインフレを5.6%から5.5%に下げ、下振れリスクは5.4%になると予想されます。これは、ECBがさらに利上げを行う圧力を高めることになります。」と述べています。
一方、粘着性のある英国のインフレは、イングランド銀行(BoE)がより長期的なタカ派姿勢を維持し続けることを余儀なくされます。英国のインフレは4月に8.7%に軟化しましたが、食料インフレがまだ46年ぶりの高水準で推移し、労働力不足も懸念事項となります。
項目 | 値 |
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OVERVIEW | |
今日の最終価格 | 0.8592 |
今日の日次変化 | 0.0000 |
今日の日次変化率 | 0.00 |
今日の始値 | 0.8592 |
TRENDS | |
日次SMA20 | 0.869 |
日次SMA50 | 0.8759 |
日次SMA100 | 0.8797 |
日次SMA200 | 0.8754 |
LEVELS | |
前日の高値 | 0.865 |
前日の安値 | 0.8583 |
先週の高値 | 0.8719 |
先週の安値 | 0.8649 |
先月の高値 | 0.8835 |
先月の安値 | 0.8583 |
日次Fibonacci 38.2% | 0.8609 |
日次Fibonacci 61.8% | 0.8625 |
日次ピボットポイントS1 | 0.8567 |
日次ピボットポイントS2 | 0.8542 |
日次ピボットポイントS3 | 0.85 |
日次ピボットポイントR1 | 0.8634 |
日次ピボットポイントR2 | 0.8675 |
日次ピボットポイントR3 | 0.8701 |