■FX関連ニュース・ゴールド価格予測:XAU/USDは数か月ぶりの安値からの下落を阻止も回復は控え目

ゴールド価格予測

金価格は金曜日に買い戻され、数か月ぶりの安値から4日連続の下落を阻止しました。
中国の経済問題と米債利回りの低下が主要な支援要因となりましたが、米連邦準備理事会の強気な見通しは、米ドルを支え、上値を抑えています。

概要

  • 1,890ドルの水準を少し上回り、1日で約0.30%上昇。
  • 中国の不動産開発会社最大手、中国恒大集団が米連邦破産裁判所に債権者保護を申請したことが、懸念を強めている。
  • 世界的な安全資産への避難の動きは、米国債の利回りを低下させ、非利回りの金価格に利益をもたらす要因に
  • 目次

      短期的な取引機会

      指標となる10年物米国債利回りは、前日につけた10カ月ぶりのピークから急ピッチで調整されたが、米連邦準備制度理事会による今後の政策引き締め観測は下値を支えています。実際、7月25-26日に開催された前回の米連邦公開市場委員会議事録では、米国の長期金利上昇見通しが支持され、今年後半にあと25ベーシスポイント(bps)引き上げられる可能性が残されています。

      米国の経済指標は引き続き堅調で、FRBは強気な姿勢を維持し続けるでしょう。これにより、米ドルは2カ月余りぶりの高値を維持し、金価格の下値を抑制しています。

      また、来週のジャクソン・ホール・シンポジウムを控え、中央銀行の発言が市場に大きなボラティリティをもたらす可能性があるため、様子見の傾向にあるようです。
      それに加えて、広範なリスクセンチメントは金価格の最終日に短期的なチャンスをトレーダーに提供することができるはずです。

      項目
      OVERVIEW
      今日の最終価格 1892.09
      今日の日次変化 2.73
      今日の日次変化率 0.14
      今日の始値 1889.36
      TRENDS
      日次SMA20 1933.62
      日次SMA50 1936.57
      日次SMA100 1963.57
      日次SMA200 1906.05
      LEVELS
      前日の高値 1903.61
      前日の安値 1885.13
      先週の高値 1946.82
      先週の安値 1910.92
      先月の高値 1987.54
      先月の安値 1902.77
      日次Fibonacci 38.2% 1892.19
      日次Fibonacci 61.8% 1896.55
      日次ピボットポイントS1 1881.79
      日次ピボットポイントS2 1874.22
      日次ピボットポイントS3 1863.31
      日次ピボットポイントR1 1900.27
      日次ピボットポイントR2 1911.18
      日次ピボットポイントR3 1918.75