■FX関連ニュース・ゴールド価格予測:小幅なドル安を背景にXAU/USDは1915ドルレベルで堅調に推移
ゴールド価格予測
金価格は週の始まりから買いを集めるものの、上値は重く上昇の動きには欠けています。
概要
目次
米ドルの軟化は米ドル建て商品の値上がりする傾向に
米ドルは新週を軟調にスタートし、6月上旬以来の高水準から下落しています。しかし、米連邦準備制度理事会のさらなる政策引き締めの見通しから、金価格に積極的に買いを仕掛けることを抑制し、少なくとも当面はさらなる上昇に歯止めがかかっています。
ジャクソンホール会議でのジェローム・パウエル議長の講演で
「米国の中央銀行はインフレを抑制するためにさらに利上げする必要があるかもしれない」
と述べました。
「さらなる引き締めに踏み切るか、金利を一定に保つかを決定する際、政策立案者は慎重に進める」
と付け加えました。
これは、年内にあと25ベーシス・ポイント(bps)の利上げが実施されるとの市場の見方を再確認するもので、米国債利回りの上昇を支え、米ドルを引き続き下支えしています。
また、中国が週末に発表した新措置に伴うリスクオンも、金価格の上昇に更なる影響を及ぼす可能性があります。
中国が日曜日、低迷する市場を活性化させ、投資家の信頼を回復させるため、株式取引にかかる印紙税の引き下げを発表しました。
財務省は簡潔な声明で、株式取引に課される税金が8月28日から0.1%から0.05%に引き下げられると発表しました。
これは、株式市場の全般的なポジティブな基調を支えるものであり、XAU/USDに新たなポジションを持つ強気派を抑制する可能性があります。
本日、月曜日には市場を大きく動かす米国の経済指標発表の予定がないために、金価格は米ドルの価格動向と広範なリスクセンチメントの影響を受けることになります。
一方、金曜日に注目される非農業部門雇用者数(NFP)を含む、今週の重要な米マクロ指標の発表が控えているため、いずれの方向にも意味のある動きは限られる可能性が高いです。このため、先週付けた3月13日以来の安値である1,885ドル近辺からの直近の良好な回復の延長を狙うには、強力な追随の買いを待たれるのが賢明です。
項目 | 値 |
---|---|
OVERVIEW | |
今日の最終価格 | 1916.34 |
今日の日次変化 | 1 |
今日の日次変化率 | 0.05 |
今日の始値 | 1915.34 |
TRENDS | |
日次SMA20 | 1917.15 |
日次SMA50 | 1930.74 |
日次SMA100 | 1958.04 |
日次SMA200 | 1910.15 |
LEVELS | |
前日の高値 | 1922.47 |
前日の安値 | 1903.84 |
先週の高値 | 1923.43 |
先週の安値 | 1884.85 |
先月の高値 | 1987.54 |
先月の安値 | 1902.77 |
日次Fibonacci 38.2% | 1910.96 |
日次Fibonacci 61.8% | 1915.35 |
日次ピボットポイントS1 | 1905.3 |
日次ピボットポイントS2 | 1895.25 |
日次ピボットポイントS3 | 1886.67 |
日次ピボットポイントR1 | 1923.93 |
日次ピボットポイントR2 | 1932.51 |
日次ピボットポイントR3 | 1942.56 |