■FX関連ニュース・ゴールド価格予測:XAU/USDは1,930ドルの抵抗線に接近、焦点はFOMCへ
ゴールド価格予測
様々な要因を持って、金価格は3日連続で押し上げています。
米ドルが小幅に下落する中、安全資産である金価格を押し上げています。
概要
目次
今週の主要な指標発表や中央銀行のイベントリスクに注目
月曜日、金価格は3日連続で買いが入り、アジアセッションの時間で1,930ドル近くの供給ゾーンに徐々に近づいています。XAU/USDは、3週間ぶりの安値となる1,900ドルからの上昇幅を築き直しています。
投資家たちは中国の経済状況の悪化を懸念しており、中国恒大集団をめぐる最近の動きによって、その懸念はさらに強まっています。恒大集団は債務再編の決定を遅らせ、資産運用部門の従業員の一部が深圳で拘束されました。
中国がさらなる景気刺激策を導入に慎重な姿勢を見せていることを背景に、これが金価格への避難資金の流れを加速させていると考えられています。
また、米ドルを取り巻く下落も、XAU/USDを下支えする要因となっています。
一方、火曜日から2日間開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)の重要な政策決定会合を前に、下落は限定的となりそうです。米連邦準備制度理事会は金利を据え置くとの見方が大勢を占めていますが、市場は11月か12月にあと25ベーシスポイント(bps)引き上げる可能性を織り込んでいます。
米ドル債の利回りは上昇傾向を維持しており、これが米ドルを押し上げ、金価格の上昇を抑制する可能性があります。また、市場参加者たちは積極的な取引を控え、FOMCの今後の利上げ方針に関する新たな手がかりを待つことを好む可能性があります。注目は声明とジェローム・パウエル議長の会見後の記者会見であり、、金価格に新たな方向性を与えるでしょう。
今週は、スイス国立銀行(SNB)とイングランド銀行(BoE)が木曜日に、日本銀行(BoJ)が金曜日にそれぞれ政策金利を発表予定です。また、火曜日にカナダの消費者物価指数、水曜日に英国の消費者物価指数が発表される予定であり、金価格をめぐる重要な取引機会となるでしょう。
項目 | 値 |
---|---|
OVERVIEW | |
今日の最終価格 | 1928.24 |
今日の日次変化 | 4.24 |
今日の日次変化率 | 0.22 |
今日の始値 | 1924 |
TRENDS | |
日次SMA20 | 1920.94 |
日次SMA50 | 1931.83 |
日次SMA100 | 1946.91 |
日次SMA200 | 1922.21 |
LEVELS | |
前日の高値 | 1930.47 |
前日の安値 | 1909.83 |
先週の高値 | 1930.77 |
先週の安値 | 1901.07 |
先月の高値 | 1966.08 |
先月の安値 | 1884.85 |
日次Fibonacci 38.2% | 1922.59 |
日次Fibonacci 61.8% | 1917.71 |
日次ピボットポイントS1 | 1912.4 |
日次ピボットポイントS2 | 1900.79 |
日次ピボットポイントS3 | 1891.76 |
日次ピボットポイントR1 | 1933.04 |
日次ピボットポイントR2 | 1942.07 |
日次ピボットポイントR3 | 1953.68 |