■FX関連ニュース・FRBの決定に注目される中、XAU/USDは低迷が続く
ゴールド価格予測
貴金属は米連邦準備制度理事会の金融政策決定会合を控えて、投資家がポジションを取りたがらないことから、損失を固めています。
概要
目次
金価格は2,000ドルを割り込んだまま
火曜日の米国消費者物価指数(CPI)は、11月の物価が予想外に上昇しました。年間インフレ率は3.2%から3.1%に低下し、食品やエネルギーなどの季節性資産の影響を除いたコアCPIは4%とほぼ横ばいとなっています。
これらの数値は、FRBがインフレ率を最後まで引き上げるという重大な課題を前にしていることを示しており、先週金曜日に発表された雇用統計と相まって、3月の利下げの可能性に疑問を投げかけています。
このような状況の中、米ドルは堅調に推移し、金価格は2,000ドルを割り込んだままとなっています。
FRBは、政策金利を5.25%~5.5%に据え置くとの見方が大勢を占めています。投資家は、利上げ予想、いわゆるドット・プロット、そして次の金融政策の手がかりとなるジェローム・パウエル議長の記者会見に注目するでしょう。
市場動向
・FRB利下げ期待の後退で金価格に勢いが鈍っています。
・11月の米消費者インフレ率が予想外の上昇を示し、2024年第1四半期のFRBの政策転換期待が冷めました。
・コアCPIは食品・エネルギーなどの変動要素を除いたもので、市場予想通り4.0%と横ばいでした。
・11月のインフレは、金曜日に発表された雇用統計と相まって、FRBがCPIを2%の目標に引き下げるため、深刻な課題に直面していることを示しています。
・この状況下で、投資家は水曜日に予定されているFRBの政策決定を前に慎重な姿勢を保っています。
・FRBは政策金利を現在の5.25%~5.5%の範囲で維持すると広く予想されています。
・最大の注目は、金利予測とジェローム・パウエル議長の記者会見での発言となりそうです。
・中国では、首脳会談で目立った景気刺激策を打ち出せず、投資家を失望させ、市場のムードを低下させています。
金のテクニカル分析
金価格は1,970ドルの重要なサポートエリア上で推移しています。
テクニカル指標によると、金相場は弱気な展開となっており、強気相場は2,000ドルの心理的水準を大きく下回り、1,970ドルから1,980ドルのサポートエリアは圧力が高まっています。
価格動向は4時間足チャートで主要単純移動平均線(SMA)を下抜けし、50SMAと200SMAのデスクロスが差し迫っています。
金価格は10月から12月にかけての上昇トレンドの50%フィボナッチ・リトレースメントが重なる1,980ドルの真上で取引されています。
ここを下回れば、11月中旬の安値と上記の上昇のフィボナッチ61.8%リトレースメントである1,935ドル付近、さらに1,838ドル、H&Sパターンの測定目標である1,851ドルへと向かう可能性があります。
重要: テクニカルな見方に基づいた分析は参考として提供されており、投資の決定をする際には他の要素と併せて考慮してください。