■経済ニュース:Forex Today・米ドルは安定、米小売売上高とPPIに注目
Forex Today
米ドル(USD)は水曜日、主要通貨に対して持ち直しました。最新の米インフレ指標を受け、米連邦準備制度理事会(FRB)が次回会合で政策金利を据え置く可能性が高いとの見方が強まり、ドルを下支えしています。
12月の消費者物価指数(CPI)発表後、市場では最初の利下げは2025年半ば以降になる可能性が高いとの見方が優勢となりました。この見通しの変化が、直近の変動を経た米ドルに改めて支援材料となっています。
🔍 注目される米国の重要経済指標
本日は以下の指標に市場の関心が集まります。
・米小売売上高(前月比+0.4%予想)
・生産者物価指数(PPI)(総合・コアともに前年比+2.7%予想)
これらのデータは、消費動向やインフレ圧力を見極める材料となり、短期的な米ドルの方向性を左右する可能性があります。
⚠️ FRBの独立性に再び注目
FRBを巡る政治的圧力は、依然として市場の重要リスク要因です。パウエルFRB議長は、大規模な本部改修工事のコスト超過に関する過去の議会証言について、司法当局から召喚状を受け取ったことを認めました。議長は、今回の動きは金融政策に影響を与えることを目的とした「口実」に過ぎない可能性があると述べ、中央銀行の独立性への懸念が再燃しています。
🌍 地政学リスクが不透明感を拡大
市場では、イラン国内の混乱激化にも注目が集まっています。米国のトランプ大統領は、イラン政府関係者との外交接触を停止したとされ、抗議活動に対する暴力が激化した場合には介入も辞さない姿勢を示唆しています。こうした状況が、安全資産への需要を引き続き支えています。
通貨の動向
【EUR/USD】
・ユーロ圏の主要指標が乏しい中、1.1650を下回る水準で小動き。
【USD/JPY】
・約159.30まで上昇し、2024年7月以来の高水準に。日本の解散総選挙観測や、植田日銀総裁が「経済・物価が想定通り推移すれば段階的な利上げを継続する」と発言したことが材料となっています。
【GBP/USD】
・木曜日発表予定の英国GDPを前に、1.3435付近で推移しています。
【XAU/USD】
・金は、地政学・経済の不透明感を背景に、4,625ドル超の過去最高値圏で堅調。
・銀は3.6%超上昇し、約91.60ドルと史上最高値を更新。強い安全資産需要が反映されています。

