■経済ニュース・米ドル(XAU/USD)がインフレーションデータとFOMC議事録を前に、2,010ドルを超えて急騰

XAU/USDは、4月12日のアジア市場で1.26%上昇し、2,017ドル近くで取引されています。

  • さらなる上昇に向けた指針を提供する見通し
    • 今週の米国の消費者物価指数(CPI)および小売売上高データに注目し、さらなる上昇を目指しています。
      CPIの前月比は0.5%、前年同月比は3.6%と予想されており、小売売上高は前月比0.8%、前年同月比5.6%と予想されています。これらのデータは、金価格に重要な影響を与える可能性があります。

  • ANZのレポート
    • 金価格に影響を与える可能性のある別の要因についても警告しています。これには、米国10年債利回りの動向、ドル相場の動向、およびCOVID-19の影響が含まれます。

      ANZの金価格予測によると、金の上昇余地はまだあります。レポートは、「XAU/USDは、繰り返しの弱点を補うために、$1,780で強い支援を得た後、回復しています。$1,840-50の主要な抵抗帯をテストしました。上昇の続行に向けて、$1,865-70、$1,890-95、そして$1,940-45が見られます。」と述べています。

      米国と世界経済の回復が進んでいく中で、金価格が短期的には不安定である可能性があると警告しています。しかし、中長期的には、金価格は上昇すると考えられています。