■経済ニュース・米国証券取引委員会が仮想通貨取引所の定義変更の投票を実施
米国証券取引委員会(SEC)は、デセントラル化ファイナンス(DeFi)プロトコルに関心を寄せており、ブロックチェーン分野の新しい技術に対応するために、取引所の定義を拡大を検討
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SECは、4月14日に行われた会議で、この提案を変更するための投票を実施しました。
これにより、取引所の定義が拡大され、DeFiプロトコルによって提供されるプラットフォームが、有価証券の取引所として取り扱われる可能性があります。SECは、デジタル資産に関する規制に焦点を当てており、DeFiプラットフォームにも監視を強化することを目的としています。
ただし、この提案に関しては、意見の相違があります。批評家らは、DeFiプロトコルを取引所に結び付けることができないと主張しており、SECの規制がDeFiプロトコルの発展を妨げる可能性があると指摘しています。
SECは、今後数週間以内にこの提案に関する追加の討論を行う予定です。
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DeFiとは「分散型金融」(Decentralized Finance)の略称で、ブロックチェーン技術を活用して金融サービスを提供する分野のことを指します。中央集権的な金融サービスを利用する必要がなく、P2Pでの取引が可能となることが特徴です。代表的なDeFiの例として、分散型取引所(DEX)、レンディングプラットフォーム、ステーブルコイン、保険サービスなどがあります。DeFiは、中央集権的な金融機関に依存する必要がないため、世界中の人々にとってアクセスしやすく、透明性が高く、安全性が高い金融サービスを提供することが期待されています。
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現在、ブロックチェーン分野にはさまざまな新しい技術が開発されています。
①ノンファンジブルトークン(NFT)技術:NFTは、独自の識別子と価値を持つ、唯一のデジタルアイテムを表すために使用されるトークンです。これは、デジタルアセットのプロパティ権をトークン化することで、オンライン上での販売や取引が可能になります。
②ブロックチェーン間通信(IBC)プロトコル:IBCプロトコルは、複数のブロックチェーン間でトークンやデータをやりとりするためのプロトコルです。これにより、異なるブロックチェーン間での相互運用性が実現できます。
③シャーディング技術:シャーディングは、ブロックチェーンネットワークのスケーラビリティを向上させるための技術で、ネットワークを複数の小さなブロックチェーンに分割し、それぞれが個別に処理されるようにします。
④ステーブルコイン技術:ステーブルコインは、価値が一定に保たれた仮想通貨で、通常は法定通貨にペッグされています。この技術により、仮想通貨市場のボラティリティを軽減することができます。
これらは一部であり、ブロックチェーン技術の進化によって、さらに新しい技術が生み出されていくことが期待されています。
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