■経済ニュース・金曜日のアジア市場では、USD/JPYは狭い取引レンジで停滞
安全資産需要の回復が円を支え、ドル安の中で抵抗。トレーダーは、新たな勢いを期待して、ミシガン大学の米消費者信頼指数に注目。
USD/JPYは、一週間ぶりの安値である133.75ドルからの前日の反発を生かすことができず、現在はほぼ変わらずに中134.00ドル前半に位置しており、複数の異なる要因によって影響を受けています。
世界的な景気減速懸念が高まり、中国のインフレ率や先週の米国労働市場データの低調な結果が追加されたことで、市場センチメントは不安定な状況が続いています。これに加えて、米国の財政上限に関する懸念もあり、リスク選好の低下が見られ、安全資産である円が支持され、USD/JPYにとって風向きは逆風になります。一方、米ドルは米国債利回りの低下によって抑圧されています。
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米国連邦準備制度理事会(Fed)の政策動向に関する不確実性があり、ドルの下落リスクは和らいでいます。水曜日に発表された米国消費者物価指数(CPI)レポートは、インフレ圧力のさらなる兆候を示しており、米中央銀行が1年間続けてきた利上げサイクルを一時停止することができるはずです。ただし、今年後半に利下げが行われる可能性について依然として分かれており、さらに、日本銀行(BoJ)がよりハト派的な姿勢をとっていることが、USD/JPYペアに対する強気な売りポジションを取るトレーダーを抑制することになるでしょう。
前述のファンダメンタルズは、やや強気なトレーダーにとって有利に傾いており、一定の日中上昇の可能性を支持しています。したがって、135.00の心理的水準を回復するための強さが継続し、週間高値の135.45-135.50方向に向かうことができるでしょう。今後米国から発表されるプレリミナリー・ミシガン消費者信頼感指数に注目しており、これがドルの価格動向に影響を与え、USD/JPYペアにいくらかの影響を与える可能性があります。
OVERVIEW | |
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今日の最終価格 | 134.55 |
今日の日次変化 | 0.13 |
今日の日次変化率 | 0.1 |
今日の始値 | 134.42 |
TRENDS | |
日次SMA20 | 134.71 |
日次SMA50 | 133.76 |
日次SMA100 | 132.89 |
日次SMA200 | 137.03 |
LEVELS | |
前日の高値 | 134.84 |
前日の安値 | 133.74 |
先週の高値 | 137.78 |
先週の安値 | 133.5 |
先月の高値 | 136.56 |
先月の安値 | 130.63 |
日次Fibonacci 38.2% | 134.42 |
日次Fibonacci 61.8% | 134.16 |
日次ピボットポイントS1 | 133.83 |
日次ピボットポイントS2 | 133.24 |
日次ピボットポイントS3 | 132.73 |
日次ピボットポイントR1 | 134.93 |
日次ピボットポイントR2 | 135.43 |
日次ピボットポイントR3 | 136.03 |