Forex Today

中国、香港、インドでは祝日で休場となっており、アジア市場は落ち着いています。米国の経済指標では、9月のISM製造業PMI調査が発表されます。市場関係者も、ジェローム・パウエル議長を含む米連邦準備制度理事会関係者の発言に注目しています。

概要

米国の製造業部門は、9月も縮小が続くと予想されています。

米議会は政府閉鎖を回避するためにつなぎ融資法案を可決しました。

従来の予算は45日間延長され、政府資金は11月17日まで確保されます。

リスク・ムードに好影響を与え、米国株指数先物がプラス圏で取引されています。

米ドル指数は先週の上げ幅を106.00付近で維持し、米国10年債利回りは4.6％付近で変動しています。

通貨の動向

【GBP/USD】

GBP/USDは金曜日にほぼ横ばいで閉場しましたが、前週に大きな損失を出しました。週明けには足場を固めることに成功し、1.2200を上回り上昇している最中です。

【EUR/USD】

EUR/USDは欧州時間に1.0600に向かって上昇しました。ユーロスタットは、本日8月の失業率を発表する予定です。

【AUD/USD】

AUD/USDはオーストラリアで労働者の祝日があるため、これらの数字に直ちに反応せず、0.6400以上の狭いレンジで揺れ動いています。火曜日のアジア市場では、オーストラリア準備銀行（RBA）が政策決定を発表します。RBAは政策金利を4.1％で据え置くと予想されています。

【USD/JPY】

USD/JPYは月曜日のアジア市場で強気なスタートを切られ、150.00円の重要な水準に向かって上昇しました。鈴木俊一財務相は、為替動向を注意深く見守っていると繰り返しました。このペアは小幅に下落しましたが、欧州時間には149.50円を上回って推移しています。同様に、松野博一官房長官は、為替動向を「高い危機感を持って注視している」と述べました。

【XAU/USD】

金価格は小幅な売り圧力を受け、3月上旬以来の最安値である1,840ドル付近まで下落しました。