■経済ニュース・ゴールド価格見通し:XAU/USD、リスク回避的環境下で2,400ドル台回復

ゴールド価格

金価格は月曜日の早朝、アジアセッションで2,410ドル付近でプラス圏を維持しています。
米国大統領選挙をめぐる不透明感は、安全資産である金にとって好材料となる傾向があります。

今週は、米国PMI指数(速報値)、第2四半期GDP、6月の個人消費支出(PCE)価格指数が金価格に影響を与える見込みです。

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概要

米国大統領ジョー・バイデン氏が大統領再選レースから撤退するという報道を受け、米国での政治的不透明感を背景に金価格は上昇しています。
日曜日に、バイデン大統領は再選を断念することを発表し、今週後半に国民にその決断について詳しく話す予定であることを明らかにしました。

目次

  1. 金価格は上昇を続ける可能性

    一部の専門家は、バイデン大統領の再選キャンペーン終了は市場のボラティリティを高めると主張しています。アメリカ経済研究所のシニア・エコノミストであるピーター・アール氏は、「候補者に関する不確実性が高まる中、投資家はバイデンの後任者が現政権の高い(おそらくはさらに上がる)税金、規制強化、政府介入強化の政策を継続するのか、それとも断行するのかを見極めるまで、安全な避難場所を求めるだろう」と述べました。

    また、世界第2位の経済大国である中国の懸念材料も金価格を押し上げています。

    ロイター通信によると、中国の7,150億ドル規模のヘッジファンド業界は、来月施行される規制強化により新たな圧力に直面しており、一部の投資会社はホワイトナイトからの追加資金調達を余儀なくされるか、あるいは閉鎖に追い込まれる可能性があります。8月1日から導入される業界向けの新しいガイドラインは、ファンドの運用に際してより高い資産額の基準値を求めるだけでなく、厳しい投資・マーケティング規制を課すものです。

    一方、FRB関係者による発言と、9月に利下げを実施する可能性が高まったことは、金曜日に金価格を押し上げる要因とはなりませんでした。

    国際通貨基金(IMF)は先週、FRBは2024年末まで利下げを行うべきではないとの声明を出しました。